Q&A)ナチュリバーブについて
ナチュリバーブについて(AC/CG/UKシリーズ)
ナチュリバーブはシンプルに楽しく弾いていただくことを目的としていますので、初心者の方にはむしろ推奨いたします。
私たちは、上達に最も必要なのは「楽しさ」だと考えています。
楽しいからこそ、無理に意識をせずとも楽器に触れる時間が増え、結果として上達します。
それは初心者から上級者まで同じだと考えます。
natu-reverbは、初心者から上級者まで、どんなプレイスタイルのお客様からも購入されています。
ただし、デジタルの派手なエフェクトを求めている方にはおすすめできません。
それ以外の、アコースティックのナチュラルなリバーブを自宅で手軽に楽しみたい方におすすめいたします。
natu-reverbは、楽器の板を磁石で挟み込むことで固定される仕組みとなっています。磁石はかなり強力なネオジム磁石のため、商品説明ページに掲載した動画のとおり正しく取付できれば、natu-reverbは強く固定されます。
なお、ギターの内部にはブレーシングと呼ばれる補強材や板が二重になっている箇所があります。そのような箇所は避けてください。
楽器本体の保管と同様、高温多湿は避けてください。
バネは表面に防錆加工等を施しているため、アルコールなどを塗布しないようにしてください。購入後にスプリングを交換する必要はありません。
音質を重視した結果、オープンデザインを採用しています。数々のテストを経て「これがベスト」と確固たる自信を持っております。
ちなみに、実際にアルミや木材、プラスチック等でケースに収めた試作品もテストしましたが、どれもリバーブの品質が大きく下がる結果となっています。
スプリング(バネ)は製品にしっかりと固定されているためノイズは発生しません。
ごくまれに、ボディ内部のブレーシング(補強材)の位置が特殊なギターなどで、ブレーシングとバネの接触によりノイズが発生することがあります。その場合は、取り付け位置を変更することでノイズが解消されます。
ナチュリバーブはアンプではありませんので、音は大きくなりません。厳密にはほんの少し音量が下がります。
ただし、リバーブにより音に拡がりが生まれるため、体感としてはむしろ「音が大きくなった」と感じる方も多いです。
それぞれアコースティックギター、クラシックギター、ウクレレの音響、形状に適した仕様になっております。
具体的には、フレームのサイズ、マグネットの位置、スプリングの組み合わせが異なります。
楽器の内部に挿入できるのであれば、他の種類の楽器に取り付けることも可能ですが、取り付け位置を工夫いただく必要があります。
可能です。取付の際は配線やピックアップに接触しないようにしてください。
多くのピックアップではアンプにもリバーブ成分が出力されます。また、natu-reverbは集音機ではないためハウリングが発生しやすくなることはありません。
高温多湿や直射日光を避けていただく限り、塗装への影響はありません。
また、楽器が傷つかないようマグネットは表面が滑らかに処理されています。
ご心配な場合は、事前に楽器表面に布を敷いた状態でお取り付けいただくと、より安全に取付いただけます。
楽器に取り付けたまま保管しても問題ありません。
ただし、舗装のない道路を車で通る場合や、背負ったまま走るなど、激しい振動が想定される際は、必ず事前に取り外してください。
また、高温多湿の場所は避けて保管してください。
パーカッシブな効果を狙ってギターを叩く奏法、またはスラム奏法をする際にもnatu-reverbはお使いいただけます。
マグネットは強力ですので、正しく取り付けられている場合は、叩いたり揺らしたりするようなことでは外れませんのでご安心ください。
MAXやChurchは、標準仕様に比べスプリングの本数が多く、アルミフレームの階層も異なるため、よりリッチなリバーブが得られます。
ただし、初めてご購入される方には、ご予算にかかわらず標準仕様のAC-1n、CG-1nをおすすめしております。
理由は、MAXやChurchですと、人によっては過剰なリバーブに感じられるからです。メーカー側としては、標準仕様でも必要十分なリバーブとなるよう設計しております。
取り付け位置を変えることでリバーブ量が調整できます。
商品同梱のマニュアルに、おすすめの取付位置を数パターン記載していますので参考にしてください。
なお、natu-reverbは単体でも十分なリバーブが得られる設計になっていますが、複数取り付けるとより深いリバーブをお楽しみいただけます。
逆にリバーブを弱めたい場合は、以下をお試しください。
1. 取り付け位置をボディ中心からずらす
2. トップではなくバック(背面)へ取り付ける
3. natu-reverbの脚の先にフェルトなどの緩衝材をつける
特殊な楽器への取付については、基本的には商品ページの条件を元にお客様でご判断いただく形となります。
ですが、参考までに、よくある事例を記載いたします。
■ Baby Taylor等のミニギター
ミニギターとして代表的なBaby TaylorやLittle Martinは、AC-1nが問題なく取り付けられます。
■ YAMAHAギタレレ
一般的なYAMAHAギタレレへの取付は可能です。CG-1nをご選択ください。
■Martinバックパッカー
バックパッカーの内部ブレーシングの配置がかなり特殊なため、最もサイズの小さいUK-1nでも取付はできません。(ボディ外側への取付でしたら可能です)
■その他
ナチュリバーブは、本来は楽器の内部に装着するものとなりますが、インナープレートを装着すれば外側からつけることも可能な場合が多いです。(f ホールの楽器、ギター以外の楽器など)
マグネットパーツはこちらのページで追加購入いただけます。
natu-reverbは電波を発生させるものではありませんが、磁石を搭載しているため、医療機器に近づけると機器への影響を引き起こす可能性がございます。
ペースメーカー、除細動器、水頭症治療用圧可変式シャントなどの医療機器を使っているお客様におかれましては、ご使用前に影響をご確認ください。
必要であれば担当医師にご相談いただき、問題がないことをご確認の上、お客様側でご判断ください。
なお、商品の説明書及び注意書きには、「磁石を使用した商品に記載すべき一般的な注意事項」として、ペースメーカーご使用者様へのご配慮について記させていただいております。あらかじめご了承ください。